山に行こう 東京・蒲田とは

東京・蒲田とは
蒲田駅西口
蒲田駅西口

●地理

蒲田は東京都大田区にある町。JR京浜東北線の駅があり、大田区区役所もある。大田区命名の由来は、大森の「大」と蒲田の「田」にあるとか。

大森・蒲田あたりが大田区の雰囲気の大勢を支配している。つまり、下町的な住宅街と商店街、それに小さな町工場の集まりが生む雑多な雰囲気だ。最近の蒲田はそれに加えて、アジア系の外国人の進出も目覚しい。

東には羽田空港もあり、空の玄関口になっている。蒲田から羽田空港への急行バスが、旅行の際は意外と便利。

西に鎮座する高級住宅地「田園調布」一帯は別格。なぜ大田区にこの街があるのかわからない、ハイソな地帯である。西の田園調布から京浜東北線をはさんで東の羽田まで、グラデーションのように雰囲気が変わる様が感慨深い。

六郷土手から、旧多摩川園までは区民くつろぎの多摩川河岸。この川が奥多摩の奥地から流れてきていると思うと驚きである。ちなみに私も春から秋にかけて、花見をしたり、ビールを飲みながら弁当を食ったりと、よく利用している。冬は川向う・川崎の町の向こうに、丹沢や富士山が望める。

●交通

蒲田駅方面を俯瞰
蒲田駅方面を俯瞰・左が西口でユザワヤが林立する
大田区にあるJRの駅は大森駅・蒲田駅の2つ。蒲田には車庫もあるので、始発駅になっている。JR駅では発車のチャイムに、蒲田行進曲をつかっているのが有名(?)。他に私鉄の東急が乗り入れており、多摩川線と池上線がある。JRとは接続していないが10分ほど離れた位置に、京急蒲田駅もある。

●蒲田駅周辺

混沌・雑然とした町である。

西側はユザワヤの支配下にあり(ウソ。だけど10数の店舗があるのであながちウソともいえない...)、過去の名残かアーケードに衣料品店が多い。目黒方面に向かう多摩川線と五反田方面に向かう池上線がある。旧目蒲線を多摩川で分断した東急は大いに反省してもらいたいものだ。蒲田周辺の住民にとっては改悪以外のナニモノでもなかった...ご近所のスーパーは東急ストアとイトーヨーカ堂。100円ショップも多い(百円フライパンは山で重宝。チタンものより良い...?)。キシフォートの猫用品安売りも有難い。

東側は飲食街・歓楽街になっている。裏通りはかなり怪しい雰囲気。夜はちょっと通りたくないなー。右手に進むと大田区役所や中華料理「歓迎」がある。区役所の正面には区の施設「アプリコ」があり、たまに有名人やそうでない人がコンサートを行っている。紀ノ国屋書店もあって不思議。ご近所のスーパーはマルエツ。

駅ビルは、東急・パリオ・サンカマタの三つ巴。お勧めはパリオの「くまざわ書店」と八百屋「さわみつ(サンカマタにも有るが、パリオ店のほうがなぜか安い気がする..)」、酒の安い「樽屋」。

●矢口渡

多摩川線の矢口渡には7年住んだが、すばらしい商店街があって住みやすい。居酒屋「駅」、駅前の魚屋「魚正」、中華料理「新京」、パン屋「ロアモンド」、雑貨屋「ヤスカネ」には特にお世話になった。今でもわざわざ自転車でたずねることがある。年来利用してきた酒屋「おきつね」が昨年セブンイレブンになってしまったのは、悲しむべきことだ。他に今では珍しい、おでんだねを売るお店や豆腐屋もある。

最近はTVドラマ「平成夫婦茶碗」の撮影をこの近辺でしており、現場を走って通りがかったときに、東山紀之にぶつかりそうになったのが思い出になっている。

●おすすめ


 よく利用するお店のご紹介。

歓迎
中華料理・歓迎(最奥は大田区役所)

蒲田 歓迎(餃子・中華料理)
勝丸(ラーメン:閉店)
青葉(ラーメン)
上弦の月(ラーメン)
シャングリラ(ネパールカレー)
手の字(うなぎ)
光屋(酒屋)
鳥辰(焼き鳥・日本酒:閉店)
Chez・麻里お(ケーキ)
緑碧茶園(中国茶・日本茶:閉店)
キシフォート(キャットフード・ペット用品)
猫の国(猫専門店:大森町へ移転)
しゃれどう(信州そば、てんぷら)
矢口渡 駅(居酒屋)
D-Sense(美容室)
魚正(魚屋)
新京(中華料理・定食)
ロアモンド(パン屋:閉店)
日本海(回転寿司)
おきつね(酒屋:2001/03で閉店)
ぴょん吉(居酒屋)
ボナペティ(パン屋)
都そば(立ち食い)
フット動物病院(動物病院)
武蔵新田 チーフ(洋食屋)
鵜の木 板門店(焼肉)
大森 茶々(しらす茶漬け)
寿司常(寿司)
田園調布 ラ・ビュット・ボワゼ(フランス料理)
レピシエ(紅茶・中国茶)
雑色 ザイカ(パキスタンカレー:閉店)

本ページの写真は2002/02/02撮影

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