2003年2月8日(土) 晴れ
日帰り 単独行
●写真
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●交通
往路 | JR | 蒲田4:49 − 東神奈川5:04 |
東神奈川5:17 − 町田5:46 | ||
小田急 | 町田5:51 − 本厚木6:10 | |
神奈中バス | 本厚木駅6:25 − 半僧坊6:58 |
復路 | 神奈中バス | 野外センター前12:57 − 本厚木駅13:45 |
小田急 | 本厚木13:52 − 海老名13:56 | |
相模鉄道 | 海老名14:06 − 横浜14:37 | |
JR | 横浜14:42 − 蒲田15:00 |
●山行:(歩行時間4:12)
半僧坊7:00-経ヶ岳8:20-休憩12分-経ヶ岳発8:32-半原越8:40-仏果山9:57-休憩68分-仏果山発11:05-高取山11:35-休憩18分-高取山発11:53-野外センター前バス停12:50 |
1月の2週目辺りで不覚にも風邪をひいて、はや1ヶ月。今年の風邪は長くて、なかなか咳が抜けず、ずっと山に出かけられなかったのだけど、ようやく治ってきたので、足慣らしに丹沢の東端に位置する仏果山に出かけることにする。未明の本厚木から半原行きの一番バスに乗ったのは数人。ハイカーは自分ひとりだった。 |
半僧坊で下車。交通量の多い車道を引き返して林道へと入っていく。キンと冷え切った空気が顔を刺激する。10分ほどで林道の終点で、どうやら砂防ダムの工事の途中のよう。近いうち登山道も変わるかもしれない。 |
道は徐々に急坂となる。朝日が顔を出すにつれて気温も上がって汗が吹き出てきた。30分ほどすると一度林道を横断。ここから先、鹿除けのフェンスが2ヶ所ほどあった。小ピークを越えて経ヶ岳到着。山頂からは西南の眺めがよく、雪化粧した丹沢主脈や大山を間近に眺めることが出来た。特に大山から蛭ヶ岳まで順番に見渡せるのは珍しい眺めだと思った。ベンチがあるので座ってカロリーメイトを食す。年配の一団が半原越から上がってきたので二三言言葉を交わし山頂を去る。 |
半原越まで一気に下って林道と交錯。車が何台か止っているのでここから入山する人もいるのだろう。凍った車道を横断して仏果山への道へ取り付く。少し登って尾根道に出ると樹林の間から見晴のきく所がしばらく続いて気持ちよかった。それもすぐに終わって再び急な登り返しとなる。この辺りから先広葉樹が多く、春や秋などなかなか楽しめそうだと思った。 |
細かいアップダウンを繰り返して更にいくと、道はヤセ尾根に変わった。ところどころ凍結している箇所があって、足場に気をつけながら行く。左下に宮ヶ瀬ダムが見え始め、その向こうには丹沢山塊を眺めながらの気持ちいい稜線だが、眼下の採石場からの音が雰囲気をブチ壊しにしていた。 |
すれ違った登山者1名で、仏果山到着。そのまま展望台へと登る。三階建ての屋上くらいの高さはありそうだ。ここからの眺めは最高で、丹沢に加えて、大菩薩連嶺、奥秩父〜奥多摩、高尾・陣馬、中央線沿線の山々など親しみの湧く面々が顔を揃えていた。勿論相模平野も一望できた。今日は予報どおり暖かくて、長袖を腕まくりするくらいがちょうど良かった。 |
展望台を下におりると残念ながら全く展望はない。しかし時間がたつにつれ人が増え出したので、下のベンチで一杯やることにした。燗酒で適当に酔っ払ったところで、ラーメンを食べて満腹になった。 |
にぎやかになった山頂を去って高取山へと向かう。雑木林の間の快適な尾根道だ。家族連れ、年配の集団などすれ違う人も多い。宮ヶ瀬越から軽い登り返しで高取山到着。仏果山と同じ展望台があって、登るとこれまた仏果山と同じ眺めがあった。 |
十分堪能して、あとは半原へと降る。山頂直下100mくらいが凍結した雪道になっていて、日差しで解けかかっているのでアイゼンをつけて降った。途中スニーカーで登ってきた人が一歩登って三歩ずり落ちていた。心配なので、この先の道の状況などを教えてあげる。 |
その後一ヶ所凍結箇所があったが、特に問題もなく快調に下山。巨大キャンプ施設の愛川ふれあいの村から車道を歩いて、野外センター前バス停に着いた。運良く次のバスは数分後。シャツを着替えて、誰も乗っていないバスに乗車した。春を感じさせる暖かい日差しにまどろみながら、ちょいと早めの家路に着いた。 |
そういえば、東丹沢にはヒルが多いと聞くけどこの辺りはどうなのだろう...? ヒルが増えた理由には訳があって、一説には鹿の増加と関係があるとか。勿論ヒルが出るのは夏なので、この時期なら心配はないのだけど。三峰山には出たという情報があるので、寒いうちに一度登っておこうかなぁ... |