山に行こう 山行記録 日の出山〜御岳山

日の出山〜御岳山

日ノ出山(標高902m・東京都)
御岳山(標高929m・東京都)

2003年5月02日(金) 晴れ
日帰り 同行3名

●写真

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●交通

往路JR蒲田7:04 − 川崎7:08
川崎7:11 − 立川8:08
立川8:28 − 武蔵五日市9:01
西東京バス武蔵五日市駅9:26 − 上養沢9:55

復路西東京バス滝本16:11 − 御嶽駅16:20
JR御嶽16:33 − 青梅16:51
青梅16:56 − 神田18:12
神田18:16 − 蒲田18:40

●山行:(歩行時間2:54)

上養沢10:01-鍾乳洞10:32-休憩5分-鍾乳洞発10:37-途中休憩10分-日ノ出山11:25-休憩123分-日ノ出山発13:28-御岳山14:10-休憩10分-御岳山発14:20-長尾平14:25-休憩43分-長尾平発15:08-滝本16:06

●記録文

去年に引き続き、今年のGWも会社の同僚とハイキングに行くことにした。メンバーはN氏、U氏、O氏の3名。U氏は山が初めてということで、今回は日ノ出山〜御岳山の奥多摩の入門コース。自分自身は日ノ出山は数年ぶりで、前回は雨の日に日向和田から上がって、全く展望がなく、御岳山によってすぐに下山した覚えがある。本日の天気予報は快晴。展望が期待できそうだ。
立川に8:15に集合。N氏は相変わらずの強烈なジャージ姿だ。青梅線に乗り換えて、武蔵五日市に移動する。職業柄なのと半分趣味なのも手伝って、車内では話題がデジタルな方面に集中。出だしからあまり山に行くという趣ではない(?)。武蔵五日市では20分のバス待ち合わせ。U氏とO氏がスニーカーを新調していることが判明し、一応登る気がある事がわかってほっとした。上養沢行きのバスはほぼ満席で出発。残りの行列は数馬方面に行くようだった。
上養沢到着。ここには簡易トイレとベンチがあるけれど、売店は見当たらなかった。U氏が早速座り込んでせんべいなど食べているのでちょっと心配になる。
上養沢からしばらくは御岳沢沿いの車道歩き。御岳沢一体は有料の釣り場になっていて、キャンプ場等もあるようだった。夏は大混雑になるのだろうか? 15分ほどで車道と分かれて植林の登山道に入っていった。緩い傾斜の道が続いている。養沢鍾乳洞までは皆さんハイペース。私の方が遅れをとる始末だった。
鍾乳洞は2000年に閉鎖されたとのこと。どこが入口なのかもよく分からない。荒れた小屋が一軒立っていて、シャガの花にうずもれた向こうに使えるのか不明のトイレらしきものがあった。
鍾乳洞から日ノ出山までは変化のない階段の道が続いた。N氏、O氏は相変わらずのハイペースだったが、U氏はちょっと疲労した模様。途中O氏の海苔巻梅飴配布攻撃が繰り出され、そのヘンテコな味に一時意識混濁状態になるも何とか回復。ペースを落として、休みながらの登りとなった。登山道の上部では一部展望が開けて、大岳山方面の眺めが良かった。傍らには桜などいくつかの花が植樹されていた。
日ノ出山到着。広い山頂には東屋があって、関東平野や奥多摩方面の見晴らしが良かった。御岳山神社も間近に見えた。一角には桜も咲いていて、花びらを散らしていた。本日の日ノ出山は小学校の遠足2組が訪れていて、続々と子供達が山頂に上がってきていた。辺りはさながら昼休みの校庭状態だった。
端のほうに何とか場所を見つけて、U氏が持参してくれたシートで場所を確保。未成年の目もはばからず(?)宴会をはじめる。東雲山荘でビールくらい買えるかと思ったがそう甘くはなく、閉まった山荘内に人気はなかった。N氏が三重の帰省土産で地酒を持参してくれたので、これを飲みながら、持ち寄ったつまみで2時間あまりのときを過ごした。
O氏が真っ赤になって横になっているので大丈夫かなぁ、と思っていたが、流石に2時間たてば復活した様子。夏のビーチのように暑くなった山頂を後にして、御岳山に向かった。小学生は強行軍らしくこの頃には山頂は静けさを取り戻していた。山頂直下のトイレは新しく立派な作りで、気持ちよく利用できた。
御岳山まではそれほどアップダウンもなく平易な道が続いた。途中耕作地があってヤギが一頭飼われていた。やがて電気の通った山上の集落にたどり着いて、宿屋やみやげ物屋の間を抜けて階段をひと登りすると御岳山山頂に着いた。御岳山神社は改修中で、立派な社を見て貰えなかったのは残念だった。
フィニッシュのビールを目指して、売店のある長尾平へ。日差しが強く気温も上がったので、皆さん喉がからからだ。早速ビールを購入し、ベンチで第2次宴会に突入した。ここで開けたビールの冷たさは格別で、U氏もこれには満足の様子だった。
あとは御岳山の集落を抜けて、舗装された道を一気に滝本まで降った。途中近道を探しながら降りたりして、下山もそこそこ楽しめたのではないかと思う。ケーブル駅から少し降ったところがバス停で、丁度止まっていたバスに乗車。10分ほどであっという間に御嶽駅に着いた。
あとは駅前のみやげ物屋でめいめいお土産を購入。心地よい疲労の中、青梅線に乗って帰路に着いた。
今回もいつもどおりの宴会山行になりましたが、やっぱりこの時期になるとビールですねぇ...

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