2003年6月14日(土) 曇り
日帰り 単独行
●写真
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●交通
往路 | JR | 蒲田5:38 − 川崎5:42 |
川崎5:54 − 立川6:47 | ||
立川7:05 − 鳩ノ巣8:18 |
復路 | JR | 奥多摩13:49 − 青梅14:27 |
青梅14:31 − 立川14:59 | ||
立川15:15 − 川崎16:08 | ||
川崎16:11 − 蒲田16:15 |
●山行:(歩行時間4:01)
鳩ノ巣駅8:32-山ノ神9:33-休憩7分-山ノ神発9:40-コブタカ山10:51-本仁田山11:15-休憩40分-本仁田山発11:55-奥多摩駅13:20 |
先週は簿記の試験、先々週は台風と、2週続けて山に行けないうちに、とうとう関東も梅雨に入ってしまった。今年はGW明けから天気が悪くて、あ〜そのうえに梅雨が続くのか〜、といった感じ。ガックリきていたところで天気予報を見ると土曜は雨も小康状態ということらしいので、軽く奥多摩の本仁田山に出かけることにした。過去川苔山の帰りに寄ろうとして2回も断念している山なので、今回はこの山だけを目的に行くことにする。買ったばかりのデジカメでゆっくり写真を撮りたいという目論見もあった。 |
コースタイムは4時間。駅から登って駅に降りる山で、どーせ曇りだし急いでも仕方なし、ということで少し遅めの5時半自宅出発で、無人の鳩ノ巣に着いたのは8時過ぎ。近くに適当な沢でもあるのか、沢登り風の人たちがちらほらといる。駅のかなり綺麗なトイレを拝借して出発。しばらくは民家の間の登りで、やがてその裏手から山道となった。湿度が高いのですでに汗だくとなった。 |
当分の間は植林の単調な登りになった。コアジサイが丁度花期を迎えていてそこかしこに薄紫の花をつけていた。途中、スギヒラタケのような白いキノコがあったのだけど、これは家に帰って調べてみても同定できなかった。 |
山ノ神で一息入れた。4月の川苔山の記録でも書いたとおり、すぐ上に林道が伸びてきていて、あとからやってきた夫婦も悲鳴を上げていた。本当に! ほんっとーにっ、何のための林道なのだろうか??? |
さらに植林帯の登りが続いた。特に急な箇所もなく、950m付近からは広葉樹も現れ始めた。やがて防火帯のような開けた箇所に出て、本仁田山、コブタカ山がよく見えた。そこからコブタカ山までは急登。しかしそれも一瞬。平坦な山道をしばらく辿り、再び数分の急坂をこなすと、本仁田山山頂だった。 |
山頂は東側が開けていたけれど、本日はガスの中。風下からガスが漂ってくるので、夏の到来を感じさせされた。一角には屋根だけの小屋もある。丸太のベンチでビールを開けて弁当を食した。傍らには大きなツツジの株があって、終わりかけだけれども、鮮やかな紅色の花がたわわに咲いていた。山頂はそれほどの混雑でもなく、静かに過ごすことが出来た。 |
本仁田山からは急坂の降り。はじめは広葉樹の中で、その後はほぼ全面植林だった。幾組みかのグループとすれ違った。気の早い蝉がもう鳴き始めている。ジグザグに降る植林帯にも飽きた頃、民家が見えて登山道も終わり。傍らの乳房観音によってお参りをした。 |
あとは林道を経て民家の中の舗装路を一路奥多摩へ。多摩川のマス釣り場に集う家族連れや石灰石の工場を眺めて橋を渡り奥多摩駅に着いた。今日は短い行程だったので、帰投はかなり早い時間になった。いつもの売店で酒を補給し、青梅で乗り換え。立川で奥多摩そばをかきこんで家路に着いた。 |