山に行こう 山行記録 ジダンゴ山

ジダンゴ山

ジダンゴ山(標高758m・神奈川県)

2004年11月6日(土) 曇り
日帰り 同行2名

●ワンポイント

山頂は開けていて好展望です。何の施設もありませんが、それを除けばちょっとしたハイキングには良いと思います。ジダンゴから秦野林道への道は結構ヤブっぽく、急坂の下りもありました。

●写真

写真を見る
写真を見る(JPEG 8枚 341K)

●交通

今回は情報なし。

●山行:(歩行時間3:44)

寄8:57-ジダンゴ山10:00-休憩32分-ジダンゴ山発10:32-途中休憩5分-秦野林道11:46-休憩6分-秦野林道発11:52-滝郷の滝12:50-休憩120分-滝郷の滝発14:50-寄15:24

●記録文

ジダンゴ山は丹沢の低山で、標高700mちょっとの手軽なハイキングコースだ。今回は職場のメンバーとの親睦山行。本来は先週出かける予定だったのだけど、雨で1週間延期。そのせいで残念ながらメンバーも一人減って、自分も含めて3名のパーティーになった。同行者はNO氏とNI氏。
集合は新松田8時。時刻表を見ると次の寄行のバスは8:25発だった。狭い駅前のロータリーで車に注意しながらバスの到着を待った。西丹沢行きの便は相変わらず行列で、臨時便も出ているようだった。寄行のバスに乗ったのは10名ほど。いつもよりは混んだようだけど、それでもこの程度だからやっぱり寄は穴場の登山口だ。
終点の寄で下車。トイレを借りてから出発した。他の人はみな鍋割方面に進んだようだ。われわれは中津川を渡ってシダンゴ山へと向かう。橋の途中に鉄琴を利用した面白い仕掛けがあって一同感心する。
しばらくは茶畑沿いの急坂を登っていった。NO氏はかなりハイピッチで、勢いよく先頭を登っていった。あとで聞くと体重56キロということらしく、他の二人とのウェイトの違いが如実に出たようだ。
農道の尽きたところでイノシシよけの柵をくぐった。その先は植林帯で特に変化のない登りが続いた。途中水場が一箇所あって、飲んでみるとまぁまぁの水だった。こうした水で顔を洗うととてもさっぱりする。空は曇りで、時折日差しが差し込む程度の天気。Tシャツ姿なので、止まって汗が冷えると少し寒い。
さらに植林帯を登って、寄から1時間程度であっけなく山頂に到着。さっきまでいた人が下山して行ったので、ちょうど無人になったようだ。山頂は広く開けていて、晴れていれば展望がよさそうだった。今日は雨山山稜にもガスがかぶっていて、余り見晴らしはよろしくない。ともあれ山頂に着いたので、祠の隣のベンチで軽く乾杯し、思い思いに行動食をとった。
30分ほど休憩の後出発。シダンゴ山だけでは物足りないので、寄大橋まで降って滝郷の滝を見ながら宴会することに決めた。まずは秦野峠までの山道。いったん降ってダルマ沢ノ頭へと急坂を登り返していく。途中ヤブがちな箇所があって、ルートをとり間違える場面があった。すれ違った人も一人だけだった。ダルマ沢ノ頭からは秦野林道へ急降下。特に展望もない道だったけど、少しハードな道だったので、NI氏もこれで山を歩いたという実感を得ることが出来たようだ。
秦野林道に出るとそこは舗装路だった。雨山山稜のほうへ、細い登山道が続いていた。この先も今までと同じようにアップダウンが多いのだろうか? 見上げると1000m付近の山肌の紅葉がちょうど見ごろだった。雨山山稜はけっこう広葉樹が多いようだ。
そこからは寄大橋まで延々林道の降りとなった。普段山に行かないNO、NIの両氏は沢の流れや辺りの景色をものめずらしげに眺めて歩いていた。薄日が差すとちょうど暖かく、歩くのにいい陽気だった。この道は下にゲートがあるので、車も上がってこない。人もほとんどいないし、何の気兼ねもなく会話が弾んだ。
寄大橋でゲートをくぐって、寄沢を少し登ると左手に滝郷の滝があった。森の暗がりにある落差10数mはありそうな滝で、想像してたよりも立派だったので、一同本日最後のイベントとして満足する形となった。人もいないし、滝の見える位置に陣取って宴会に突入した。1時間半ほど、酔っ払った勢いでいろいろ話して、日ごろのストレスを発散した。
15時より少し早めに滝郷の滝を撤収。あとは、中津川沿いに寄のバス停まで舗装路を歩いた。バス停には意外とあっけなく到着して、予定したバスより1本早い便で帰路につくことが出来た。もちろん酒屋でチューハイを買ってから、である。

戻る

ホームページへ


(C)2005 Kazushige Koai