2004年3月27日(土) 晴れ
日帰り 同行1名
●ワンポイント
芦ヶ久保の果樹園は家族連れならなかなか楽しめそうです。丸山の帰りによる設定にすればいいかもしれません。丸山の展望台は絶景でしたが狭いです。冬の快晴の日に登るのがよさそうです。 |
●写真
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●交通
往路 | JR | 蒲田6:41 − 品川6:50 |
品川6:52 − 池袋7:20 | ||
西武鉄道 | 池袋7:36 − 芦ヶ久保9:04 |
復路 | 西武鉄道バス | 横瀬町川東下15:21 − 西武秩父駅15:40 |
西武鉄道 | 西武秩父16:25 − 池袋17:46 | |
JR | 池袋17:52 − 田端18:01 | |
田端18:02 − 蒲田18:36 |
●山行:(歩行時間3:49)
芦ヶ久保駅9:25-丸山11:20-休憩25分-丸山発11:55-県民の森12:15-休憩73分-県民の森発13:28-途中休憩10分-金昌寺15:02 |
ここ数ヶ月の間もろもろの事情で山から遠ざかっていた。最後に山に行ったのは、昨年11月の御前山だった。その間トレーニングもサボっていたので、先週は景信〜高尾で足慣らしをしてみた。小下沢からの道は梅やらスミレやらが満開で、久々に快適な山歩きを楽しむことができた。今週は少し遠出して、武蔵野の丸山に出かけることにした。先週に引き続き嫁のBに同行してもらった。 |
まだ3月ということで、西武池袋発の快速急行は空席が目立っていた。1時間ほど揺られ芦ヶ久保で下車。この駅から歩く人は多いようで、数十人のハイカーが駅前の広場で準備をしている。案内板を見るとしばらくは果樹園の中を上っていくようだ。四季折々で果物狩りが楽しめるらしく、いまはイチゴがよさそうだった。 |
駅前から交通量の多い車道を渡って、集落の中に入っていく。少しづつ登るにつれ、背後に武甲山が大きくせりあがってきた。山頂はかなり白く、まだ雪があるようだ。快晴の本日、あたりは早春の雰囲気に包まれて、梅やらスミレ、コイヌノフグリなどが所々に咲いていた。 |
農園の中の舗装路を30分ほど登って山道に入った。植林と広葉樹の混じる中をゆるゆると登っていく。日向の日差しは暖かかったが、日陰ではじっとしていると寒かった。道はやがて防火帯の広い切開きを行くようになった。高度が上がると両神山や奥秩父方面、その向こうには真っ白になった八ヶ岳が見えはじめた。 |
かなり上がったところで車道を横断。武蔵野の山は山頂付近まで車道があることが多い。しばらく行くと防火帯が尽きて、東屋のあるところに出た。このへんから雪と泥の道になって歩きにくくなった。山頂へは少し下ってからの登り返しだった。 |
山頂には展望台があった。ここからの見晴らしは低山にしては最高で、奥秩父や西上州の山並みに加えて、八ヶ岳や浅間山、日光連山や上越国境あたりの山々まで見渡せた。いつか真冬の快晴の日に登ってみたいものだ。この見晴らしを求めてか訪れる人は多く、狭い展望台はあっという間に大混雑。せっかくビールを開けたのだけどいづらくなったので、場所を変えることにした。 |
いったん下って車道に出た。ここは山頂直下まで車道が通じているのだ。そこから10分ほど歩くと県民の森についた。ここには学習施設やトイレがあった。来月くらいには子供たちでにぎわうのだろう。ちょうどよく目の前に斜面の広場があったので、ここで大休止。見晴らしはいまいちだけど、ゆっくりくつろぐことができた。 |
軽く昼寝をした後出発。今日は秩父側の金昌寺まで下ることにした。ほぼ植林の道を淡々と下っていった。何組かの人とすれ違ったが、これから登るのでも十分下山できるのだろう。道はやがて線香の香りとともに金昌寺の裏手へ出た。金昌寺は秩父の札所のひとつで、幾人かの観光客が見学に訪れていた。楼門にある仏さんがなかなか壮観だった。 |
バス停はそこから5分ほど。交通量の多い道でしばらく待たされて、がらがらのバスで西武秩父に出た。お土産で「おなめ」という味噌をはじめて買ったけど、ご飯と食べると大変おいしく、これはなかなかのヒットだった。例によって屋台のこんにゃくも購入。源作印ワイン(両神村産)を飲みながらレッドアローで家路に着いた。 |