山に行こう 山行記録 辺室山〜三峰山

辺室山〜三峰山

辺室山(標高644m・神奈川県)
三峰山(標高935m・神奈川県)

2003年3月23日(日) 晴れ時々曇り
日帰り 単独行

●写真

写真を見る
写真を見る(JPEG 8枚 352K)

●交通

往路JR蒲田5:16 − 東神奈川5:30
東神奈川5:37 − 町田6:06
小田急町田6:17 − 本厚木6:35
神奈中バス本厚木駅6:55 − 土山峠7:32

復路神奈中バス七沢病院入口13:27 − 本厚木駅13:59
小田急本厚木14:03 − 海老名14:09
相模鉄道海老名14:18 − 横浜14:49
JR横浜15:01 − 蒲田15:20

●山行:(歩行時間4:42)

土山峠7:38-辺室山8:58-休憩6分-辺室山発9:04-物見峠9:39-三峰山10:43-休憩55分-三峰山発11:38-不動尻12:33-七沢病院入口バス停13:21

●記録文

今週は東丹沢の三峰山(大山三峰山とも呼ぶらしい)に出かけることにした。山頂付近に鎖場や梯子が多いとのことで低山ながら楽しめそうな予感。三峰山だけだと物足りないので、隣にある辺室山も登っておくことにした。
本厚木駅発のバスは数名の登山者が乗っているだけで、あまりに空いているので拍子抜け。それらの人たちは、煤ヶ谷、坂尻などで降りていった。自分は土山峠で下車。トイレもなければ売店もない。あるのは妙に新しい登山届のポストだけ。
車道からいきなり登山道に入って登っていく。すぐ向こうに宮ヶ瀬湖が見えている。辺りには広葉樹が多い。今年は珍しく寒い日が続いているので、まだ芽吹く気配がない。斜面に詰まれた木を注意してみてみると、椎茸らしきものをひとつ発見。それほど大きなものではないのだけど嬉しい。その後辺室山まで探しながら登ったが、見つかったのはこれひとつきりだった。
急坂をこなすと辺室山到着。寄り道しすぎたため、けっこう時間がかかってしまった。雑木に囲まれて展望は乏しいが、台地状なので休憩にはよさそう。ここでアンドーナツを食べて補給。
山頂を後にし物見峠へ。下り一方かと思いきや、2回ほどアップダウンがあって、それなりに汗をかかされた。途中振り返ると仏果山が見え、高尾・陣馬、大岳山が遠望できた。目指す三峰山のぎざぎざな山頂も見えた。
ベンチのある物見峠を通過。三峰山への急な登りに取り付く。経験者以外は引き返すように、との看板がある。10分ほどで急坂が一段落。道はなだらかになる。煤ヶ谷からの分岐で、本日はじめての登山者と遭遇。
なおも平坦な道が続き、崩壊地に付き注意、と看板のある所から、丹沢主脈の眺めがよかった。が、残念ながら本日は主脈は雲の中。山肌は白く、まだ雪が残っているようだ。三峰山辺りの道も、ところどころ雪の名残がある。
ベンチのある辺りを過ぎて、急坂になった。どんどん登って小ピークを過ぎた先からヤセ尾根が始まった。ところどころ梯子や鎖があって、雪がついている箇所もあるので注意していく。歩きながら山の様子がどことなく袈裟丸山に似ているような気がした。どちらにしろ樹林の中なので、それほど高度感はない。
山頂到着。狭い。展望もない。人が多い。2-3分休んで、少し降ったところでゆっくりすることにした。チューハイを開けて、日本酒をお燗し、鍋焼きうどんを食べた。けっこう酔っ払ったので、注意して下山することにする。
いくつかの鎖と梯子を通過。しばらくするとベンチのある箇所があって、この辺りでヤセ尾根もなりをひそめた。この辺で昼食にした方が、快適だったかもしれない。あとは不動尻に向かってどんどん降る。沢の脇に水場が作られていた。飲用できるのかは不明。鎖場が一ヶ所あって、最後まで楽しませてくれた。
不動尻のキャンプ場を通過。あとは舗装路となる。観光客がこの辺りまで車で入ってきている。照明のない長いトンネルを抜け広沢寺温泉へ向け一直線。丁度、里の梅が見ごろでよい香りが漂ってくる。そのためか広沢寺温泉のあたりも混雑していた。道なりに進んでいくと広沢寺温泉入口のバス停ではなく、七沢病院入口に着いた。やってきたガラガラのバスに乗り、春の日差しにまどろみながら、家路に着いた。
余談だが、この辺の山域は夏場はヒルが出るようなので要注意。それと本日ひとつだけ収穫のあった椎茸は、家で焼き椎茸に。市販の椎茸よりも何倍も濃くて、うまみのある味だった。

戻る

ホームページへ
(C)2003 Kazushige Koai