山に行こう 山行記録 大霧山

大霧山

標高767m・埼玉県

2003年3月16日(日) 曇り時々晴れ
日帰り 同行1名

●写真

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●交通

往路JR蒲田6:16 − 田端6:51
田端6:54 − 池袋7:04
東武鉄道池袋7:10 − 小川町8:11
川越観光バス小川町駅8:35 − 橋場8:56

復路川越観光バス白石車庫14:07 − 小川町駅14:43
東武鉄道小川町14:57 − 池袋16:02
JR池袋16:05 − 田端16:14
田端16:19 − 蒲田16:54

●山行:(歩行時間3:22)

橋場8:58-粥新田峠9:47-大霧山10:22-休憩12分-大霧山発10:34-旧定峰峠11:10-途中休憩50分-定峰峠12:48-白石車庫13:22

●記録文

今週は土日とも天気が思わしくなく、どちらかというと日曜の方がまだよさそうなので、Bを誘って軽い山に出かけることにした。場所は外秩父の大霧山にする。まだ新緑には早いこの時期だが、小川町発白石車庫行きのバスはほぼ満席になって出発した。
橋場で下車。ここで降りる人が多い。道端にはトイレもある。車道を渡って粥新田峠へと進む。一度山道に入って植林や畑の中を抜けると再び車道に出てそこが栗和田の集落。ここからは目指す大霧山がよく見えた。斜面には牧場が広がっている。木立の中には白いものが見えるのでそこそこ雪が残っているのかもしれない。
再び山道となるが幅が広く林道を歩いているようだ。所々雪が残っている。又車道に出てしばらく行くと粥新田峠。東屋のある左手から山道となって、ようやくそれらしくなる。このあたりは雑木林が多くて、新緑や紅葉の頃はよさそう。大霧山までは2箇所ほど急坂があって、ここに10cm程の雪が残っていた。Bはこういう状況の山道は初めて。ゆっくりと登って山頂まで到着した。
山頂からは西側の眺めがいい。眼下に秩父の町並みが見える。しかし、今日は曇っている上に霞みがかかっているので、残念ながら遠望は得られなかった。晴れていれば両神山あたりが正面に見えそうだ。頂上の地面は雪融けでぬかるんでいるので、昼食はもう少し先でとることにして、山頂を後にした。
大霧山から降りると日差しのある温かい場所があったが、ここはすでに昼食をとっているグループがいるので通過。しばらく行くと麓から見えていた牧場の脇を通るようになった。今日は牛はいない。このあたりからまた所々残雪があって、休憩によさそうな場所もなく、あっという間に旧定峰峠についてしまった。
暗い植林帯を抜けしばらく行くと、雑木林となって明るいところがあったので、ここで昼食にすることにする。持参のビールと日本酒で乾杯。カップメンを食す。特に展望がいいという場所ではないのだけど、日の当る枯葉の絨緞の上でのひと時は、なんとも言えず和やかだった。
そこから定峰峠までは一度登り返しがあった。途中、獅子岩という、中華街の置物のような形の岩があった。このあたりも雪が残っていて、Bは慣れない雪の登降にちょっと疲労の色が見えてきた。
定峰峠は車の往来がある。時期外れのためか何軒かある売店はすべて休み。トイレを拝借して下山にかかる。ちなみにこの辺り、春は桜の名所らしい。車で上がって来れる峠なので、混雑するのではないだろうか?
白石車庫までは何回か車道を横断しながらの降り。30分ほどで車道を右手に降ると、白石車庫のバス停に出た。トイレと売店がある。次のバスまで45分もあるので、酒を補充。お燗しながら待つ。ドライブのコースになっているのか、ここまで来て引き返す車、峠まで上がっていく車など多い。
時期外れのためか、バスの乗客はほとんどなく出発。すっかり酔い酔いになって、小川町からの帰路に着いた。

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