山に行こう 山行記録 石老山

石老山

標高694m・神奈川県

2002年12月30日(月) 晴れ
日帰り 同行1名

●写真

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●交通

往路JR蒲田6:18 − 東神奈川6:32
東神奈川6:40 − 八王子7:35
八王子7:37 − 高尾7:44
高尾7:46 − 相模湖7:55
神奈川中央バス相模湖駅8:10 − 石老山入口8:20

復路神奈川中央バスピクニックランド前13:05 − 相模湖駅13:20
JR相模湖13:28 − 高尾13:38
高尾13:40 − 立川14:02
立川14:06 − 川崎14:59
川崎15:06 − 蒲田15:09

●山行:(歩行時間2:59)

石老山入口8:20-顕鏡寺8:50-休憩5分-顕鏡寺発8:55-融合展望台9:26-石老山山頂9:51-休憩66分-山頂発10:57-大明神山展望台11:36-休憩5分-大明神山展望台発11:41-箕石橋12:22-ピクニックランド前12:35

●記録文

今年の登り納めは相模湖畔の石老山へ。しばらくぶりの山なので、軽めのコースにしておく。冬休みは9連休だし今日で調整して、できればもう一山登りたいと思っている。同行者は嫁さんのB。年何回か山に付き合ってもらっているけど、こんな寒いときでも平気でついてこれるようになるとは進歩したものだと感心してしまう。
相模湖から三ヶ木行きのバスに10分乗り石老山入口へ。唯一同乗したオバサン4人組も石老山へ行くのかここで下車。年末のこんな時期なので人出も少ないだろう。道標に従い民家の中を登り、相模湖病院の青い建物の脇から山道に入っていく。道端には巨岩がいくつもあって、それぞれに謂れが掲示されている。ちょっとこじつけのようなものもあるけど、退屈せずに進めた。
一汗かくとやがて顕鏡寺についた。境内は年始を控えて清められている。人気がないのでかえって神聖な雰囲気だ。そばにはトイレもあるので用を足すことも出来る。鳥居をくぐって更に上を目指した。引き続き巨岩の道が続く。この辺りの山域にしてはこんなに巨石が多いのは珍しい光景だ。ひときわ大きな石の脇に顕鏡寺の奥社があって、お寺の人が榊などを供えていた。
しばらく登って融合展望台到着。ここからは相模湖、陣馬山・生籐山、奥秩父方面の眺めがよかった。ベンチも多くあるので春や秋にはたくさんの人でにぎわうのだろう。更に歩を進めて、緩急のある登りをこなす。大きな霜柱が育っている。いったんくだって残雪のある木段を登り返したところが石老山山頂だった。
山頂は南側のみ切り開きになっていて丹沢の焼山辺りが見えた。その向こうの蛭ヶ岳は雲の中だった。古いガイドブックには南アルプスも見えると書いてあるけど、今日は雲が多く植林も伸びていて現在も見えるのかどうかは定かではない。山頂では1時間ほど休憩。Bとともにビールや日本酒を飲みながらラーメンを食した。
石老山を去って大明神展望台へと向かう。多少雪があるもののすべる箇所はなかった。道は意外とアップダウンがあり、酒を飲んだので少し息が切れた。展望のない大明神山から少し降って大明神展望台に出る。融合展望台よりもこちらのほうが眺めがよくて、北東から西方にかけてよく見通しがきいた。年中歩いている高尾〜景信〜陣馬の山並みをここに来て初めていっぺんに眺めることが出来た。決して急ではないが結構な距離があることがわかる。
大明神展望台から箕石橋までは下り一方。沢筋に水が現れたり消えたりする。結局今日は山頂で3グループと会ったのみで静かな山行を終えて車道に出た。箕石橋のキャンプ場には公衆トイレもあった。車道を降っていくと「ゆら〜りぷかぷか渡し舟」と看板が出ていたけど、残念ながら今日は休業だった。ピクニックランド前の売店では酒を売っておらず、弱い日差しで寒さをしのぎながら30分バスを待った。

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