山に行こう 山行記録 生籐山

生籐山

標高990m・東京都/神奈川県/山梨県

2002年1月13日(土) 晴れ時々曇り
日帰り 同行1名

●ワンポイント

生籐山手前の三国山の方が見晴らしがいいような気がします。生籐山の山頂は狭いです。生籐山から和田峠までの道はちょいと地味目です。

●写真

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●交通

往路JR蒲田6:08 − 東神奈川6:21
東神奈川6:29 − 八王子7:23
八王子7:25 − 高尾7:32
高尾7:53 − 上野原8:11
富士都留急行バス上野原駅8:29 − 石楯尾神社8:47

復路西東京バス陣馬高原下14:15 − JR八王子駅15:10
JR八王子15:21 − 東神奈川16:05
東神奈川16:09 − 蒲田16:24

●山行:(歩行時間3:55)

石楯尾神社8:50-佐野川峠9:35-(休憩5分)-佐野川峠発9:40-甘草水9:50-(休憩20分)-甘草水発10:10-三国山10:25-(休憩10分)-三国山発10:35-生籐山10:40-(休憩50分)-生籐山発11:30-茅丸11:44-連行峰12:02-醍醐丸12:55-和田峠13:28-陣馬高原下14:10

●記録文

新春山行第2弾は久々にBを引っ張り出して、近場の生籐山に出かけた。12−14日は3連休で、本日13日はその中日。皆さん同じ行動パターンなのか中央線はハイカーで混雑する。上野原でも100名くらいのハイカーが下車した。予定した飯尾行きのバスは混雑して乗れる状態ではないので、井戸行きで石楯尾神社まで乗ることに。
石楯尾神社からしばらく農家の間を登ると、猪が飼われていたりして、Bと共に驚く。彩りのない冬の山道に入り、まずは黙々と佐野川峠を目指す。見通しのいい植林地の中を、九十九折に10数名のハイカーが登っている。今日はかなり気温が高いのか、のぼりでけっこう汗をかかされた。
佐野川峠で一服し、さらに甘草水手前のベンチまで進むと、見晴らしが開けた。遠くに雲に溶け込んだような色合いの富士山、雪をかぶった南アルプス、小金沢連嶺、扇山などが目に入る。若干天気が悪いせいで、透明度はいまいちだった。甘草水までは1分程度。冬のためか、湧いている水はぽたぽた程度だった。ちなみにこの水、地図では飲用不可となっている。
さらにしばらく進むと、三国山到着。ベンチなどある小平地で、休憩しているグループ多し。日差しに解けた足元がぬかるんで滑りやすい。ここからの見晴らしは、甘草水付近の眺めに加えて、雲取・飛竜方面が開けて見えた。
もう一投足で生籐山到着。ここは数メートル四方の狭い山頂。富士山も見えるけど、薄曇りで、今日の眺めにはスッキリ感がない。しかし、休んでいるとかなり暖かく、長袖を腕まくりしたくなるほどの日差しだった。お腹もすいたことだし、ここらで昼食にすることにする。さて、飯はいつもどおりに味噌汁にもち投入なのだが、ナント箸を忘れてきたことに気づく。仕方ないので、近くの枝を切り出して代用にするも、なんとなく枝の味が染み出て、蝋臭い(?)昼ごはんになってしまった...ウー。
さて、悲しみ(?)を酒で紛らわした後、茅丸、連行峰を経て、醍醐丸へと至るコースへ進む。茅丸はなんということもない林間のピーク。連行峰は、南面が開けて陽だまりになっていた。細かいアップダウンを繰り返して醍醐丸到着。ここは北側にあたり、かなり寒い。休憩もせず一気に通過。生籐山〜醍醐丸間は目立ったポイントもなく、なんとなくトーンの低い山行となる。
その後、和田峠まで無心のまま進出。寒い冬の峠だが、陣馬山に近いこの峠はけっこうな賑わい。茶屋も営業しているし、車もそこそことまっている。トイレ休憩の後、40分後に迫った次の陣馬高原下発のバスにむけて、一気にアスファルトの車道を降下。これはけっこう足にしみた。
何とかバスには間に合い、売店でビールとつまみを買って一路八王子へ。何か分けのわからない疲れを感じながら帰路に着いた。
今回は途中からなんとなく疲労色の濃い山行だなー、と思っていたのだけど、その夜から吐き気やら熱やらで大変な状態に。どうやら風邪を引いてしまったようで...どうりで登りながらふらふらしたわけだー...倒れるのが家についてからでよかったー...

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