2003年4月6日(日) 晴れ
日帰り 同行1名
●写真
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●交通
往路 | JR | 蒲田6:54 − 横浜7:11 |
相模鉄道 | 横浜7:17 − 海老名7:49 | |
小田急 | 海老名7:55 − 新松田8:27 | |
箱根登山バス | 新松田駅9:01 − 矢倉沢9:31 |
復路 | 箱根登山バス | 足柄峠13:30 − 地蔵堂13:40 |
地蔵堂13:52 − 新松田駅14:29 | ||
小田急 | 新松田14:37 − 海老名15:18 | |
相模鉄道 | 海老名15:30 − 横浜16:01 | |
JR | 横浜16:07 − 蒲田16:26 |
●山行:(歩行時間2:16)
矢倉沢9:31-途中休憩10分-矢倉岳11:05-休憩77分-矢倉岳発12:22-足柄峠13:14 |
先週の土日でけっこう足を使ったので、本日は軽めの山で調整。というのも、ちょっと右膝に違和感がでたので、GWに備えて余り無理したくなかったので。今日はBに同行して貰う。昨日は大雨で、秩父は市街に雪が降ったとか。余り雪深いところに連れて行くのも気の毒なので、雪のなさそうな未登の山、足柄の矢倉岳に向かった。往きの車窓から丹沢が見え始めると、またも真っ白になっていて、昨日1日で春が1歩おあずけになったのだなぁ、と思う。 |
とはいえ平地は春の陽気でぽかぽか。バス待ちの間も暖かかった。新松田からのバスは1/3くらいの座席が埋まる程度で、思ったより人が少ないので驚いた。途中、関本でほぼ満員となる。 |
矢倉沢で下車。ちょっと行くとトイレもある。正面には矢倉岳が見えている。意外と急かも? 集落の舗装路の中を行くと、道端にはレンゲやオオイヌノフグリが咲いていた。急な舗装路を登って、茶畑のある辺りから丹沢山塊の眺めがよかった。大山、三ノ塔、塔ノ岳が見える。 |
登山道は杉林の中をジグザグに登っていく。途中巨大なタンクがあって、こんなところになんだろう? といぶかしく思う。歩いていると汗が吹き出るけれども、日陰に入ると風があって体が冷える、といった今日の陽気。ともあれ日差しがあるので、心地よい登りだった。 |
辺りが冬枯れの雑木林になって、いったん平たい箇所を過ぎると、そこから矢倉岳への急坂が20分ほど続いた。Bの息もあがっている。徐々に傾斜がゆるくなって、カヤトが現れると矢倉岳の山頂だった。 |
山頂はミニ明神ヶ岳といった趣。展望が開けてカヤトに囲まれている。明神ヶ岳よりは富士山が近く、御殿場市の向こうにさえぎるものなく眺めることが出来た。その他にも、明神ヶ岳、金時山、箱根山、愛鷹山、丹沢方面、御坂の山々の眺めがよかった。小さな展望台があったのでそこに登って写真を撮っていたのだけど、今日は昨日の低気圧の名残で風が強く、体がえらく冷えたので、5分ともたずに雑木林の中に逃げ込んだ。適当なところに腰掛けてビールとお燗で乾杯。カップラーメンやら菓子パンやらで昼食をとった。 |
再び山頂に戻り、景色を眺めて足柄峠方面への下山にかかった。下山路はしばらくカヤトの中を行くので、正面に富士山が見えて、かなり気分が良かった。人気の山なのだろうか? ハイカーも多く、ちょっと見下ろすと数パーティが降りているのが見えた。 |
ひとしきり降ると道は植林帯へ。峠への道は特にどうということもなく、緩やかなのぼりが続いた。万葉公園なる園地が現れると足柄峠はすぐそこだった。ここは神奈川県と静岡県の県境にあたる。バイクや乗用車での物見が多い。園地の木の向こうには、午後になって霞み始めた富士山が垣間見えていた。 |
ふと見ると、峠のバス停に地蔵堂行きのバスが止まっている。発車は15分後だ。地蔵堂まで車道沿いに歩く気力が一気に萎え、バスに乗って降りることにした。地蔵堂に着くとそこは観光地で、けっこうな人出があった。ちょっと気になっていた万葉うどんも大混雑のようなのでパス。売店でビールを補給し、春の日差しに爆睡しながら帰路に着いた。 |