山に行こう 山行記録 大山

大山

標高1252m・神奈川県

2002年5月3日(金) 晴れ
日帰り 同行6名(NA氏,I氏,A氏,S氏,NO氏,O氏)

●ワンポイント

GWの参道は大混雑。バスもぎゅうぎゅう詰めでした。山頂はトイレ裏手が景色も良くすいているので穴場です。シカが出ますがかまうのはよしましょう(^^;。

●写真

写真を見る
写真を見る(JPEG 10枚 335K)その2
写真を見る
写真を見る(JPEG 7枚 205K)その3
写真を見る
(その1はこちら)

●交通

往路JR蒲田6:32 − 横浜6:49
相模鉄道横浜6:58 − 海老名7:29
小田急海老名7:31 − 伊勢原7:41
神奈中バス伊勢原駅8:25 − 大山ケーブル駅8:46

復路神奈中バス大山ケーブル駅17:08 − 伊勢原17:28
小田急伊勢原17:45 − 海老名17:55
相模鉄道海老名17:59 − 横浜18:29
JR横浜18:36 − 蒲田18:55

●山行:(歩行時間5:50)

大山ケーブル駅バス停8:46-追分駅9:02-下社9:50-(休憩10分)-下社発10:00-十六丁目11:10-大山山頂12:25-(休憩122分)-山頂発14:27-見晴台15:35-(休憩12分)-見晴台発15:47-二重滝16:07-下社16:17-追分駅16:37-大山ケーブル駅バス停17:00

●記録文

GW山行第3弾は大山。本日は仕事でお付き合いのある方々との親睦(=宴会)山行だ。自分自身は昨日〜一昨日の飛竜山に続いて3日連続の入山となる。疲れが残っていないといえばうそになるけど、まー、家でぐっすり眠っているので大丈夫だろう...2泊3日のトレーニングと思えばいい。ちなみに、大山登山は今年3月に続いて2回目となる。
一行は8時に伊勢原駅に集合。初対面の方の挨拶、荷物の分配をし、秦野在住A氏からは落花生のお土産を頂いてしまった。感謝。駅舎を出て大行列になっているバス待ちの後ろに並ぶ。三条の湯でもそんな話が出たけど、今年のGWは5/3が混雑の当り日の模様。折からの晴天で、ものすごい人出になっている。バスは増発しているらしく、10分に1本くらい。それでも駅前には数十mの行列が出来ていた。
ぎゅうぎゅう詰めのバスに、運良く座れてケーブル下まで。まずは追分駅まで参道を進む。参道の両側はみやげ物屋や豆腐懐石の店などが軒を連ねている。雰囲気はまるで「デパ地下」のよう。こんなに似たような店がいくつもあってやっていけるのだからすごい。
追分駅でケーブル組のNA氏I氏と別れ、残りの面々は女坂から下社へ向かう。自分はA氏の後ろについて、最後方から行く。若いO氏NO氏は元気で、常に先頭で引っ張っている。女坂とはいえ道がゆるいかというとそうではなく、急な石段が延々続いている。しかし、道端には女坂7不思議なる工夫があったり、ところどころにお堂があったりするので飽きがこない。中間地点の大山寺には国宝(旧国宝?)の不動明王があるという。近くにはケーブルの不動前駅もある。S氏は様々なものをデジカメでばしばし撮りまくっている。現像代がかからない、というのはうらやましい。
これでもか、というくらい石段を登って下社到着。混雑のためか多少遅くなって、ケーブルで先に上がっていたI氏があやうく探しに出かけるところだった。ケーブルはそれほどならばずに乗車できたとのこと。大変お待たせしました。
下社は大混雑。全員が山頂に向かうわけではないだろうが、この後の渋滞が予想される。10分間の休憩の後、山頂に向けて出発。出がけに下社内にある名水によって水補給。一口飲んでみるが、なんだかちょっとべたーっとした味だ。だいじょうぶだろうか...?
お払いを済ませ(初穂料100円也)再び石段へ。とにかく、石段石段石段、そして人人人、である。しばらく行くと小さな茶屋があって、ジュースやおしるこを売っていた。椅子で小休止させていただく。目方が増えたらしいNA氏にはこの石段の登りはきつい模様。ゆっくり休み休み進んでいただくようにする。
更に行くと相模湾や江ノ島がところどころ見え隠れするようになる。これを励みに十六丁目まで。蓑毛からの道がここで合わさる。山頂は二十八丁なのであと十二丁なのだけど、どこかから舞い込んできた偽情報で全二十六丁、あと十丁と勘違いして進む。
この辺からNA氏の休む回数がかなり増え始め、登頂が心配になってくる。後ろから見ていると最年長A氏の歩みも、女坂が上乗せされている分きつそうだ。とはいえちょうどいい辺りで富士見台から富士山の絶景も見えるので、これが清涼剤になってまたみんなで進んでいく。ニ丁に一度くらいの休憩を繰り返し、道幅の狭いところでは渋滞しつつ、やがて左側からヤビツ方面の道を合わせると、山頂も近い。最後はやはり石段。鳥居をくぐって...
とうとう山頂到着。みなさまお疲れ様でしたー。NA氏からもほっとした笑みがこぼれ一安心。山頂からは相模湾方面の絶景。そして本日は大混雑で宴会をしようにも座る場所もない状況。I氏と相談し下山路を見晴台方面に決め、それならばということでそちらに偵察に行くと、山頂を少し外しただけで意外と空いていることが判明。そのあたりで宴会の準備を始めようとすると、通りがかりの方から更に裏手に回れば富士山の見える絶景ポイントがあって、しかも空いていると言われる。前回来たときは気がつかなかったが...
トイレの裏手に回ってみると、おお、確かに富士山が真正面にどーんと見えて、人も少ない場所があるではないか! 目の前には塔ノ岳から蛭ヶ岳の山塊が広がり、その右手には奥多摩方面、雲取や昨日歩いた飛竜も見える。しばし夢中になって景色を堪能してしまった。そういえば朝方S氏情報で山頂から富士山がよく見えるところがある、という話があったけど、これのことだったとは。
さて、景色に夢中になっているうちにいつのまにかシートが広げられ宴会の準備万端。酒やつまみ、皆様の差し入れで一気に居酒屋状態に突入。特に驚いたのはNA氏の背中に4合ビンが入っていたこと。御見それいたしました。そして苦労して登った山頂での酒は格別にうまく、いつものようにI氏の駄洒落もさえまくっていたのだった...
2時間の宴会が物足りなく感じつつも、ケーブルの時間もあるので下山開始。見ると一角で丹沢名物「人馴れした鹿」が出没して人々の感興をさそっている。そういえばあまりの混雑に記念写真を撮るのも忘れていたので、相模湾を背景に集合写真を撮ってから、見晴台方面へ降っていく。
降りのNA氏、ということで帰路は快調に進む。とはいうものの、人が多いので特にスピードが上がるわけでもない。1時間以上かかって見晴台に到着。ここには多数のベンチがあって、振り返ると今登った大山が意外と近くに見える。さっきまで晴れていた山頂にガスがかかり始めている。小休止の後、二重滝方面へ。谷筋で風が冷たい箇所があってみな1枚着込む。
それほどでもない(?)二重滝を見、一投足で下社到着。下山を喜びあう。ここで再びグループを2分。NA氏I氏A氏はケーブルへ。他の面々は往路とは違うコースということで男坂に向かう。O氏を先頭にして、アドレナリン大放出の一気のくだり。あまりに急いで降ったのでよく覚えてないけど、確かに女坂よりは急だったと思う。20分かからずに追分駅到着。ケーブル組みに間一髪で勝利した。
帰路に着く人々で大混雑のデパ地下参道を抜けバス停へ。数十人の人が並んでいるけど、それほど待たずに乗車。20分ほどで伊勢原駅に戻ることが出来た。
ここで反対方面の人とお別れ。A氏は秦野まで、NO氏はこれから帰省で小田原まで出て三重に帰るという。元気だなぁー...でも上下ジャージなのでは...? 自分はI氏とともに海老名から相鉄で横浜まで。いつもどおり残った酒を飲みつつ、今日の山行を語りながらの帰路になった。
みなさん普段山に登らない方が多いのに、よくがんばりました。最近単独行が多かったので、自分も大変楽しめました。またいつかご一緒しましょう。最後になりましたが、お土産を下さったA氏、酒・つまみを持参いただいたNA氏、I氏にお礼を申し上げます。

戻る

ホームページへ
(C)2002 Kazushige Koai