纏リスの森
Forest of Matoi-Risu 山火事注意!
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ある夏の暑い日、景信山から小下沢の林道を降っていた私は、ふと道の脇にある看板に目をやった。
その瞬間、その絵の意匠の面白さに思わず吹きだしていた。
なんなんだこの看板はいったい?
思わずそれを写真に収めたのがきっかけだった。
以来、山を歩くたび動物が描かれた看板を撮影するようになった。その中でも、特に見かける回数が多いのが纏リスだった。
愛らしいような、意地の悪いような、時には困ったような表情を見せる纏リス。妙にたくさん出てくる日もあれば、まったく出会うことのない日もある。実に神出鬼没なお茶目君なのだ。
今では彼とその友達の「オシャレ鳥」と出会うのが山歩きのひとつの楽しみとなっている。
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