2004年4月3日(土) 晴れ
日帰り 単独
●ワンポイント
日向薬師は丁度桜の盛りですばらしかったです。わらぶきのお堂も珍しく、寺好きの方は立ち寄られるのが良いでしょう。日向薬師から大山への登りは単調なだけに長いです。見晴台でケーブルから来た人と合流しますから、それなりに気合が必要でしょう。 |
●写真
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●交通
往路 | JR | 蒲田6:11 − 横浜6:29 |
相模鉄道 | 横浜6:37 − 海老名7:08 | |
小田急 | 海老名7:14 − 伊勢原7:24 | |
神奈中バス | 伊勢原駅7:36 − 日向薬師7:56 |
復路 | 神奈中バス | 蓑毛15:00 − 秦野駅15:18 |
小田急 | 伊勢原15:22 − 海老名15:48 | |
相模鉄道 | 海老名15:53 − 横浜16:24 | |
JR | 横浜16:29 − 蒲田16:47 |
●山行:(歩行時間4:22)
日向薬師バス停8:05-日向薬師8:15-休憩17分-日向薬師発8:32-日向薬師バス停8:39-青年の家9:07-見晴台10:07-休憩5分-見晴台発10:12-大山山頂11:14-休憩79分-山頂発12:33-途中休憩40分-ヤビツ峠13:59-蓑毛14:48 |
今週で3週連続の山歩きだけど、まだ不安があるのでいろいろな意味で安全要素のある丹沢の大山に出かけることにした。せっかく登るなら歩いたことがないコースにしたいので、日向薬師から登ることにした。Bも誘ったのだけど今週はパスとのこと。 |
伊勢原からのバスは半分くらい空席。一月後にはこうはいかないのでは? 日向薬師のバス停にはトイレやら売店があった。バス停から少し戻って日向薬師に参拝してから登ることにする。参道の入り口には仁王門(?)があってなかなか壮観だ。古くは源氏も参拝したらしい。10分ほど歩くとかやぶきの巨大な本堂の前に出た。ちょうど桜の時期で、境内は華やかな雰囲気に包まれている。時間が早いせいかまだ訪れる人も少なく、静かなお花見を楽しむことができた。 |
バス停まで戻って大山を目指す。しばらくは車道歩き。菜の花や木蓮、スミレ、そして道端や山の端には方々に桜が咲いていて春爛漫といった雰囲気だ。やがて青年の家の手前から、道は山道となった。 |
すぐに林道を横断し、あとはジグザグに高度を上げていった。単調な道だが誰がつけたのか、折り返し回数を数える札が曲がるたびにはってあった。この道は九十九曲と名づけられているらしい。六十数回曲がったところで道は尾根に出た。明るく開けた道をしばらく登ると見晴台に到着した。ここまですれ違ったのは数人だったけど、さすがに見晴台はいくつかのグループが休憩している。ここからは大山の山頂が間近に見える。小休止して山頂を目指した。 |
ケーブル方面からの人が合流して道はにぎやかになった。途中のガレ場は危険とみなされたのか、ルートが別に付け替えられていた。高度を上げるにつれ段差が大きくなり、木段が増えてきた。百何曲かの札を過ぎてしばらく行くと大山山頂到着。 |
山頂は春を待ちわびた人や、大型ザックでトレーニングに来たグループやらで意外と混雑していた。鹿が怠惰な表情で日当たりのいい場所に陣取っている。自分は売店でビールを購入(500円也)。裏手の丹沢山塊がよく見えるほうに回って大休止にした。丹沢の山並みに雪は見られなかった。遠くに富士山がかすんで見えた。売店で貰った揚げ塩落花生が美味しかった。 |
1時間ほど休んだのち、ちょっと呑みすぎたので、昼寝場所を求めてヤビツ峠方面へ下ることにした。春とはいえ、山頂の風は昼寝をするには冷たかった。大山の参道からヤビツ峠方面に歩を進めると急に静かになった。しばらく行くと道端に日当たりのいい露岩があったので、そこに寝転んで40分ばかり昼寝した。 |
気持ちよく目覚めて、再び降り始めた。途中カヤトの日当たりのいい場所があった。やがて道はヤビツ山荘の前に出た。この辺りのベンチで寝っ転がっても気持ちよさそうだった。今日は十分寝たので、このまま一気に蓑毛まで降ることにした。通いなれた道なので、あっという間に春岳沢まで降りてしまった。しばらく先に蓑毛庵という感じのいい食事処があって、Bがいれば寄ってみたところなのだけど、今日はそのまま家路につくことにした。 |