●第29回 2003/09/17 小さな吸血鬼、ヌカカの恐怖 え〜、本日は、8月に尾瀬の山ノ鼻のテントサイトで私がたかられた、ヌカカっていう蚊の話題です。前回のエキノコックスに続き、今回も蟲の話です。蟲嫌いの方には恐縮です。 実は私、今回刺されるまで、ヌカカという虫の存在を知りませんでした。ヌカカとは蚊の一種で、そのサイズは1-2mmと普通の蚊に比べて非常に小さいのが特徴です。ヌカカのヌカとは糠のように小さい蚊という意味のようです。実際見た目も、ゴミから良くわくショウジョウバエよりも小さかったです(半分くらい)。 当日山ノ鼻のサイトで17時過ぎからビールを飲みながら設営を始めました。至仏山からの下山後だったので、体も結構汗だくでした。ふと気がつくと腕に何匹かの黒い小さな虫がたかっていました。それがヌカカだったのですが、そのときはこんな小さな虫が人を刺すとは思いもせず、一時間あまり外でいろいろやってました。 そのうち、どうもこの虫がたかっていると、たまにチクッとした刺激があることに気付きました。腕だけではなく顔や首にも刺激がはしります。これは気持ち悪いということで、テントの中に引っ込みました。その日は、その後、ドアが開け放しのビジターセンターでスライドショーを見たり、尾瀬ヶ原のベンチで酒を飲んだりしたのですが、ヌカカが現れたのはテントサイトだけでした(それも夕方だけかも...?)。蚊に刺されたときのようにすぐに腫れるという事はなく、何も気付かずにそのまま就寝しました。 翌朝4時半に起きて、テントを撤収していると、やはり同じようにヌカカにたかられます。何だか分からないけど、これは刺されてるな、ということが分かったので、飯も食べずに急いで出発しました。尾瀬ヶ原を歩いているうちも、薄明の間は休憩したりすると何匹かのヌカカにたかられました。が、数はテントサイトほどではありませんでした。 やがて、これはやられた〜、ということが分かったのは、午後になってから。腕の刺された箇所が、大豆大に赤く膨れ上がってきました。どうやら、腕だけでなく、おでこや首、そして頭皮までがぼこぼこに刺されていたらしく、触っても分かるほどでした。下山して東京に帰る間、どんどん痒くなってきて、家についてから鏡を見ると、全部で4-50ヶ所は刺されているようでした。 痒みが増す一方なので、液体ムヒを塗ったのですが効き目がありません。いったい何の虫だったのか怖くなったのでインターネットで調べてみると、それがヌカカだったのです。大きさや姿かたち、1-2日たってから症状が出る、猛烈な痒さは蚊の比ではない、頭皮の中まで刺す、などまさに挙げられている特長が一致しました。 翌日が最悪で、前日と前々日に刺された分が、一気に腫れあがって、猛烈な痒さです。仕方ないので皮膚科にいって、塗り薬と飲み薬を処方して貰いました。しかしこれも即効性はなく、結局2週間くらいかかってようやく腫れと痒みがひきました。今、腕を見ると水疱瘡のあとのように、黒い痕が出来ていて、完全に消えるにはもうしばらくかかりそうです。 ヤブ蚊の大群には一度夏の摩周岳で襲われたことがありました。そのときも顔をぼこぼこにされたのですが、3日くらいで痒みはなくなりました。痕にもなりませんでした。ヌカカはその性質からハッキリ言って蚊よりも数十倍厄介です。知ってか知らずか、テントの外で食事をしている人たちもいたようですが、あの人たちは大丈夫だったのでしょうか...? 酒を飲んでいた、とか汗をかいていたとか、いろいろ好条件が重なって余計に刺されたのかもしれません。それにしても、人が何人かいて、いつも蚊に刺されるのは私だということが多いので、きっとなにか蚊に好かれる困った理由があるに違いありません。今回は尾瀬でしたが、そういえば同じような湿地で、火打山の高野池ヒュッテでテントを張ったときも、似たような虫に刺されたような、おぼろげな記憶を今になって思い出している次第です。 |
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●第28回 2003/07/27 エキノコックスの検査 今回はちょっと恐ろしい寄生虫の話題です。それはエキノコックス。主に北海道に伝播する風土病です。 他のホームページにもっと詳しい解説があると思いますが、簡単に説明しますと、エキノコックスとは条虫(サナダムシ)の一種で、人に感染した場合、放っておくと死に至ることがあるそうです。感染源はキツネ(犬猫の場合もあるらしい?)のフンで、これに含まれるエキノコックスの卵が何らかのきっかけで人の口に入ると感染します。体内で孵化した幼虫は肝臓やまれには脳の中に寄生して徐々に大きくなって、10年以上かけて人の体を蝕みます。場所が場所だけに自覚症状が出たときには手遅れになることもあるようです。 どういった場合に感染するかというと、北海道でキツネ(キタキツネ)に触った場合や、フンに汚染された沢の生水を飲んだ場合などです。山に出かける機会が多い私たち登山者なら、余計に注意が必要です。最近では青函トンネルを通って、本州にもキタキツネが侵入しているという報道があり、一部ではエキノコックスが検出されたという情報もあるようです。ちなみに人から人への感染はしないようです。 さて、実は先日エキノコックスの検査を受けてきました。どうしてかというと、じつは10年位前、礼文島の8時間コースを歩いた際に、礼文島の沢水や礼文滝の水を数回に渡って飲んだからです。礼文島は北海道でもエキノコックス患者の多い地域のひとつです。当時私はエキノコックスというものの存在自体を知りませんでした。数年後その恐ろしさを知ってずっと気になっていたのですが、今年の6月に体調に不安を感じたこともあって、もしやと思って御茶ノ水の順天堂病院消化器内科で検査をしました。 結果はシロで不安を払拭することが出来てよかったのですが、健康診断扱いで保険がきかず、診察料やその他血液検査も含めて2万円以上の出費になってしまいました。内、エキノコックスの検査は1万円とのことでした。検査はエスアールエルという会社に依頼しているようで、血液にエキノコックスの抗体が出来ているかどうかを調べるようです。あわせて内臓のエコー検査も行いました。 結局体に悪いところが何もないことがわかって、お蔭で今までどおり山に専念する気力がわいてきました。ついでにコレステロールがちょっと高いということもわかったので、お酒を飲むときの食べ合わせにはちょっと気をつけたいな、と思っている今日この頃です(笑)。 |
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●第27回 2003/07/15 ハイドロカルチャー みなさんハイドロカルチャーってご存知ですか? 簡単にいうと観葉植物の水栽培(?)とでもいいましょうか。ハイドロボールという人工的な用土に観葉植物を植えて栽培することをハイドロカルチャーといいます。植物は有機的な土(赤玉土や腐葉土など)で育てるのが普通ですが、ハイドロカルチャーの場合、用土が人工的で清潔なので、室内でも衛生面を気にせずに観賞できます。見た目にも清涼感があって素敵です。 詳しい育てかたはその手のホームページを参照していただければいろいろわかると思いますが、私も3種類の苗を入手してひと月。育て方は簡単で、みんなすくすくと育っています。もともと丈夫な植物がハイドロカルチャーに選ばれているのも手軽さの理由のようです。 育て方の何が簡単かというと、特に私が感じているのは、水やりのタイミングがわかりやすいという点です。植物を育てるとき、簡単なようで難しいのは、水やりのタイミングと量だと思います。ハイドロカルチャーなら鉢が透明なため、水の残量がわかるので、目安がとてもハッキリしています。他にしてあげることといえば1日に2-3回葉水を霧吹きで与えてやったり、液肥をあげたりするだけです。ちなみにハイドロカルチャーの場合、鉢に底穴が要らないので、極端な話、その辺のコップでも充分鉢として用が足ります。 買った苗の種類は、シンゴニウムとクロトンとサンタンカの3種類です。観葉植物は熱帯性の植物が多いようで、これらもそういった品種です。温度が高い近頃の気候ですから、どんどん新しい葉が出てきています。シンゴニウムとクロトンは会社においてあるのですが、殺風景な職場にも清涼感を与えてくれます。ハイドロカルチャーは大体は丈夫に改良されているようですが、熱帯性のものが多いため低温には要注意のようです。ちなみに値段は小型なら苗が3-400円くらいで、鉢も同じくらいで手にはいります。 私自身、園芸はもともと学生時代にこったことがありました。なぜそれが今頃再燃したかというと、実はこれも山と無関係ではなかったりして。神保町の石井スポーツに行ったことがある方ならご存知かと思いますが、同じ建物の1Fにタキイという有名園芸店が入ってます。たまに物見遊山で寄るのですが、ふとハイドロカルチャーの苗が並んでいるのが目にとまって、すぐに衝動買いしてしまった、というわけです。 オフィスや家庭で簡単に植物と触れ合うことが出来るハイドロカルチャー。見た目もおしゃれで可愛いものです。何よりもこの時期、生活に瑞々しさをもたらしてくれます。みなさまもぜひ試してみてはいかがでしょうか? |
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●第26回 2003/07/10 近頃のお買い物 またまた山用品への投資のご報告です。 まずは革靴の靴底張替え。モノは昨年買ったハンワグのロッキーです。6/2に頼んで、6/15にあがってきました。頼んだのは水道橋のさかいやで、預けたときは1ヶ月くらいの納期だったのですが、結局2週間で上がってきました。店員さんによればシーズンだと1ヶ月以上かかることもあるとのこと。たまたますいてるときにあたったのでしょうか? 張替えの値段は15000円。それほど安い値段ではないのですが、やっと足になじんだ革靴を大事に使いたいと思います。ちなみに、ハンワグの靴の場合トレッキングシューズなら張替え料金12000円とのこと。重登山靴だと何かと値が張るということでしょうか。張り替えた後まだ使ってはいないのですが、今年の夏山でばりばり活躍して貰おうと思ってます。 もうひとつの買い物はウェストポーチ。6/22にやはりさかいやで購入しました。ものはKARRIMORの安売りモデル(^^;1980円です。いままでウェストポーチって邪魔なような気がして使ったことがなかったのですが、一眼レフからデジカメに切り替えてカメラが小さくなったので、ウェストポーチに入れて持ち歩けば楽になるかなぁ、と。 これはさっそく6/29の海沢探勝路で試してきました。やはり(当たり前というか)ザックからいちいち取り出して撮るよりも断然楽です。お蔭で写真を撮る枚数が1日で100枚以上と今までの3〜4倍になってしまいました(^^;(勿論現像代がタダになったせいもありますが)。あとは気になるのは防水性。水に弱いデジカメのことなので、ポーチの中にナイロンバッグを入れて2重にして使ってます。ただし、なれないせいか、後半腰がだるくなってきました。近いうちウェストパッドのある大型のザックのときどうなるかも試してみたいですね。 ついでといってはなんですが...この日は、友人W氏が泊まり山行を始めたいということで、もろもろの用具を購入するのにも付き合ったのですが、やはりショックなのはオスプレーのザックの半額近い値下がり振り。製造がアメリカではなくて東南アジアになったのが理由とのこと。去年私が買ったイーサー75なんて43700円だったのが、23000円になってます。ちなみにW氏は同じオスプレーのセレス50(18800円)を購入。他にもシュラフ(イスカのポカラ)やらストーブ(プリムスのP-152)やらヘッドランプやら、もろもろの泊まり用品をそろえて、夏休みに一緒に泊まりに行くのが私も楽しみになってる今日この頃です。 |
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●第25回 2003/06/09 東京港野鳥公園 ここのところ土日の天気がいつも悪かったり、ちょっと風邪を引いたりで、なかなか山に出かける機会がありませんでした。かといって家でくすぶっていてもつまらないし、買ったばかりのデジカメの性能も試したいし、ということで、6/1台風通過後の余韻が残る曇天の中、6/2にBと一緒に大田区にある東京港野鳥公園に出かけてきました。 ●所在・交通 野鳥公園は大田区東海、つまりは埋立地の中にあります。ちょうど平和島や流通センターの辺り、大田市場のすぐ隣です。大森から京浜島・城南島の循環バス(210円也)に乗るか、モノレールの流通センターで下車すれば行けます。 ●公園の様子 入園料(大人300円也)を支払って敷地内に入ると、芝生の広場が開放的です。家族連れならここでお弁当を広げるのもいいかも。1km四方ぐらいの植物園のような園内には、池や干潟が散在しています。都内では貴重な自然に野鳥が集まってくるということらしく、年間を通して120種類の鳥が観察できるとか。当日はカワウ、コサギ、コアジサシ、ツバメなどを見ることが出来ました。 ●施設 受付のある管理事務所以外に、ネイチャーセンターが有人の施設です。ネイチャーセンターは鳥や干潟に関する展示物や図書があって、備え付けの望遠鏡で干潟の鳥を観察することが出来ました。B1Fに降りると干潟の生き物を観察することが出来ます。トビハゼやヤマトオサガニの楽しい動きを間近に見ることが出来ました。他に園内には観察小屋が数ヶ所あって、鳥を刺激しないように、観察することが出来るようになっています。 ●雑感 都内で手近に自然に触れ合える貴重な施設です。虫や植物もいろいろ見ることが出来るので、自然の好きな人やお子さんには1日飽きずに過ごせる場所だと思います。お弁当を持参すれば、ゆっくりと自然を満喫できるでしょう。他には羽田空港が近くにあるので、飛行機が離発着する様子を眺めることが出来たり、大田市場に寄れば食の楽しみもありそうです。まだまだ奥の深い大田区を見つけることが出来た1日でした。 |
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●第24回 2003/05/21 買っちゃいましたデジカメ 山行記録にも書いたのですが、笠取山で不幸が発生したため、1眼レフが故障しました。故障したのは巻き戻しクランクだけなので、何とか騙し騙し使えているのですが、ど〜も(安いから仕方ないのですが)OM-2000はその他も中途半端な作りです。以前使っていたOM-2はそんなことはなくて頑丈だったのだけど...オリンパスは1眼レフの販売を中止してしまって、どうも銀塩カメラにはまったくやる気がない様子。ちょっと不満を感じていたところにカメラが故障したので、この際デジカメを購入することにしました(オリンパス以外の!)。 というか、じつはデジカメは以前から欲しくてなんとなく考えてはいたのですが、今回Bからデジカメが欲しいという発言があって、一気に購入の機運が高まったのでした。 まずは日ノ出山〜御岳山に出かけたときの同僚の話で、Panasonicあたりがホットだという情報をゲット。その時機種は聞かなかったのですが、とりあえず直近の5/17に発売となるDMC-LC33辺りに目をつけました。これは浜崎あゆみの宣伝している機種で、人気もかなりありそうな雰囲気です。 しかししかし、その後方々のサンプル画像を見ていると、やはり自分の求める画質は、CANONやらNICONやら、もとがカメラの会社の機種だと気がつきました。そのなかでもとくにCANONのいくつかのサンプル画像が私の目にとまりました。鮮明さやマクロでの性能が良かったのです。 メーカーをCANONに絞って、次は性能面・機能面から機種の選定です。性能はともかく、デジタルの一眼レフは高価で重く、とても山で持ち歩く気になりません。今回のデジカメ購入で(画質さえ折り合いがつけば)1眼レフを捨てて密かに軽量化をたくらんでいる私としては、そんなに高価なものを買うなら10万円出して銀塩の1眼レフを買うわい、ということで真っ先に選から外れました。 さて、CANONのコンパクトな機種だとIXYシリーズかPowerShotシリーズになります。ネットの情報なども参考にし、目にとまったのはPowerShotA70でした。300万画素、光学3倍ズームなど平均的な性能に加えて、絞り/シャッター優先、単3電池が使えるなどいろいろ気に入った点があったのですが、何といってもワイドコンバーターをつければ、1眼レフ24mm相当の視野角が得られるという点がじつに刺激的! コンパクトのデジカメの広角側は大体35mm相当くらいまでが相場ですが、OM-2、OM-2000と24mmのレンズで自分なりにいい写真をとってきたつもりなので、これが決め手となって購入の意思が固まったのでした。 そして購入先。ネットで検索して通販の最安価格が30,800円であることがわかりました。一方LAOXや石丸、コジマなどの量販店では39,800円とだいぶ開きがあります。いろいろ検索していたところ秋葉原のZOAが店頭で31,300円で販売している事がわかり、先日購入しに行ってきました。コンパクトフラッシュメモリ128MBとあわせて35,000円でおさめることが出来ました。とりあえず家猫など撮ったりして早速電池を使い果たしましたが(^^;、次回の山行が実に楽しみです! ちなみに、もともとデジカメを欲しがってたB。私が山行に出かけている間の暇つぶしに欲しいというので、何と当日、B用にもう一台デジカメを購入(NICON COOLPIX 2100(ピンク)→22,000円也)。これは200万画素なのですが、ちょっとスナップショットするには充分な性能。この日を境に一家にいっぺんに2台のデジカメが増えて、すっかり写真づいてしまった我が家なのでした...(^^; |
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●第23回 2003/05/13 カモシカスポーツとエスパースソロ 先日、笠取山〜和名倉山の記録でもちょっと書いたのですが、GW初日に一人用テント、エスパースソロ(ヘリテイジ)を購入しました。今回のまき道日記はその顛末についてです。 今まで使用していたテントは2-3人用で、数年前にニッピンで購入したものでした。重さは2.5K。これを購入したときはテントについてあまり調べることもせず、大は小を兼ねる、的発想でとりあえず大きめのものを買っておけば困ることはないだろう、という理由で選んだのでした。 このニッピンのメスナーテント、数年に渡って使い続けてきてそれなりの愛着もありますし、これはこれでまだまだ活躍して貰うつもりです。その一方で山行形態が自分なりに固まってきて、ほとんどが単独行となった現在、1人用のテントにすれば、あと1Kは軽量化が図れそうなことに気がついたのでした。 はじめ候補に上がったのはアライテントのエアライズ1でした。さかいやスポーツで27,650円。この価格は魅力です。一度神保町まで偵察に行った折、店員さんも熱心に説明してくれたので、なかなか好印象でした。が、その場は踏ん切りがつかず、もう少し悩むことにして帰ってきました。特にアライテントもICIも(IBSも)全て色が黄色なのが気になりました。 その後ネットで更に情報を集めていると、エアライズ1はかなり普及している模様で、テン場がエアライズ1だらけになって、他人のテントと特別がつかない状況になることもあるとのこと。それはいやだなぁ、と同等の重さの一人用テントを探していたところ、ヘリテイジのエスパースソロが目にとまりました。早速カモシカスポーツ横浜店に半分は買うつもりで見に行きました。 私の注目したエアライズ1とエスパースソロとの違いは下記の通りです。
設営方法は両者ともほぼ同じです。当然一番気になるのは性能。お金を払うわけですから値段も気になります。そして結局値段の高いエスパースソロを購入することになったのですが、その決め手はカモシカスポーツの店の雰囲気、そしてぶっきらぼうな店員さんの自信(?)に、知らず知らずに押し切られたから、という理由が一番かもしれません。 じつは今回カモシカスポーツにいくのは初めてだったのですが、なかなか荒涼とした雰囲気に気おされました(^^;。言い換えれば山を愛するコアなユーザーが多いような気がした、ということ、かな...? とりあえずカモシカ・メンバーズバッグも購入したので、そのうちまた出かけてみようと思います。とにかく神保町辺りの(いい意味で)商業色の濃いお店とはまた一味違った雰囲気を味わうことが出来ました。 さて、エスパースソロは笠取山〜和名倉山の山行で無事使いおろしを終えることが出来たのですが、同梱されている8本のペグでは、本体、張り綱、フライを全てとめることができず、あと4本足りませんでした。これについては先日、秋葉原のニッピンでペグを追加購入(一本120円也)しときました。それと当日、同じテン場でエスパースの人に出会っちゃいました(^^;。 ちなみに秋葉原のニッピンに行ったのも初めてだったのですが(子供の頃、祖父に一度連れて行かれたような気もする...)、こちらは体育会っぽい健康的な雰囲気。神保町の店よりも品揃えがよく、特に3Fではほとんどのテントが張ったまま展示されているので、ニッピンのテントを買うならここに行くのが吉でしょう。 |
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●第22回 2003/04/12 モンベル スーパーストレッチ ダウンハガー#1使用感&小物購入 えー、ちょっと間があきましたが、冬用シュラフ モンベル スーパーストレッチ ダウンハガー#1の使用感&最近買った小物について、です。 #1購入後、2度の泊まり山行に出かけました。1度目は3月前半の畦ガ丸避難小屋、2度目は3月終わりの石丸峠テント泊です。 畦ガ丸避難小屋では、#1の性能は全く充分なものでした。頭から足先まで、寒くなるようなところは一ヶ所もなく、一晩ぐっすり眠ることが出来ました。むしろ、途中で、少し暑いな、と感じるような瞬間もありました。そんなときは、ファスナーを開けて空気を入れて調整しました。このとき、温度計はなかったのですが、小屋内の温度は-2〜-3℃くらいだったものと想像してます(神奈川のその日の最低気温が1℃だったので)。 大菩薩・石丸峠のテント泊では、足先に寒さを感じました。テントは冬張りなしで、マットもザックの背中で代用という状況でしたが。上半身から膝までは全く寒さを感じなかったのですが、足先の寒さで眠りを妨げられる、というような状況でした。ちなみに靴下は昼の行動で濡れたので、着替え用に持っていた普段使い用の薄いもの1枚でした。次は、2-3枚重ねて試してみようと考えています。 ちなみに就寝時のテント内の気温は、-2℃、朝は-7℃でした。風はほとんどなく無風状態。テント内にびっしり霜が出来て、落ちたものがシュラフを濡らすので、シュラフカバーを持参しなかったことを後悔しました。結果的には一泊だったので、あまり重要な影響はありませんでしたが。 ザックへの収納状態ですが、やはり夏用シュラフよりも倍くらいかさばります。羽毛の密度が高いのか、コンプレションバッグに入れた状態以上につぶすことは出来ませんでした。オスプレーのイーサー75だと、テントで2泊ぐらいが限界かもしれません。1.7kgあるので重量感もそれなりにありました。 次は、夏用シュラフへの切り替えタイミングという観点で、実験してみたいなぁ、と思ってます。 さて、この間何度か神保町に足を運んでおりまして、下記の小物を購入しております。
とりあえず一度洗濯してみたんですが、タラスブルバよく乾きますね。以前Bに買ってもらった長袖シャツも高性能でした。あとは定価がもうちょっと安ければ... 畦ガ丸のときになくした熊よけ鈴。これを探して神保町をさまよったのですが、一番種類の多いのはL-Breathでした。MOENのカウベルは郷愁を誘う響きですよ。 ちなみに熊よけ鈴、ランタン、ソックス以外はほぼ衝動買いです(^^;。ま、絶対使うものばかりなので、後悔してるわけじゃないんですが... |
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●第21回 2003/02/13 シュラフ&小物購入 現在、幕営山行で使用しているシュラフはニッピンで安売りされていた(たしか9800円)ダウン300gの代物なんですが、夏場の山行には充分なものでした。これはこれで今後も夏場に活躍して貰うとして、春や秋〜初冬の使用に耐えられるようなシュラフを去年の秋から探していました。 当初「さかいや」のHPで目をつけていたのが、イスカのニルギリ(19600円)やデナリ(25200円)でした。ダウン量や性能の割に価格がリーズナブルなので、どちらかにしようとずっと思っていたのですが、先日水道橋のお店に行ってみると、すでに売り切れとのこと。他店よりもかなり値引きしているのですでに売れてしまったようです。秋に買わなかったことを後悔しながら、この日は小物類(後述)を購入して引き上げてきました。 帰宅してしばらくネットで調べていたのですが、やはりイスカか、あるいはモンベルあたりが、コストパーフォーマンスがよさそう(国産ですしね(^^;)。選び方のポイントを下記の通りとして、できるだけ安い製品&お店を探しました。 ・気温が上がったときも使いたいのでジッパー付きのダウン(化繊はダメ)。 ・ダウン量が600-800gで‐10℃くらいまで快適に眠れそうなもの。 ネットの通版ではイスカは意外と値段が高め(「さかいや」を除く)。モンベル製品は定価販売が多いようですが、割引しているサイト(海遊社)を発見して、ここで買うことに決めました。上の条件からスーパーストレッチダウンハガーの#1か#2で迷ったのですが、暑ければジッパーを開ければいいだろう、ということで#1に決めました(24700円、送料無料です)。 スーパーストレッチダウンハガーの#1は使用限界温度‐32℃、快適睡眠温度‐16〜‐1℃。「さかいや」の店員さんによると-5℃くらいまでが快適に眠れる温度とのことだったので、まぁ#1位がちょうどいいのかもしれません。モノが届いて試すことが出来たらまたレポートしたいと思います。 さて、「さかいや」にシュラフの偵察に行った際、購入した小物類をざっと列挙しておきますと...
帽子、テルモス、グローブは冬のハイキング用です。去年オスプレーのザックを買ったときのポイントが溜まっていて、2000円割引になりました(^^)。 |
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●第20回 2003/01/13 北海道食い倒れ 3日目 最終日は終日バスで観光。といっても札幌市内ではなく、洞爺湖・登別温泉を周って千歳空港に行くというコース。道南バスのプラン(ゆうとぴあライン)で、バスガイドは付きませんが、洞爺湖と登別温泉で各1時間フリータイムがあります。 昨夜の暴飲暴食と寝不足の疲れを引きずって8時半にホテルをチェックアウト。札幌バスターミナル9時出発のバスに乗り込みます。大型の観光バスに乗客は10名足らず。千歳空港まで4000円ちょいですから安いものです。札幌市街を抜けてまずは中山峠へ。次に札幌に来れるのはいつのことでしょうか...? 中山峠への途中定山渓温泉を通過。札幌の奥座敷と呼ばれる高級温泉地です。当然私はそんなところに行ったことはないのですが、見た感じは北海道の箱根という印象でした。ちなみにこのバス、実は路線バスも兼ねているため、地元のお客さんが乗ってきたりします。 道は山間を行くようになって雪の量がどんどん増えます。やがて最高点と思しきところを過ぎるとそこが中山峠。ここで10分程度の休憩。トイレやみやげ物屋があって、向こうにはスキー場までありました。脇の林の斜面では雪上訓練らしい一団がザックを背負ってスキーの練習をしていました。なんとなくほほえましい気分になります。 中山峠を下ってバスは平原地帯へ。形のいい山が見えてきたので羊諦山かと思って写真をとったのだけど、近づくと明らかに低いことが分かってガックリ。どうやら今日は羊諦山は雲の中のようです。うっすらと広い裾野だけが見えています。北海道には何度も来ているのにまだ羊諦山の姿をまともに拝んだことは一度もありません。しばらく行くと突如巨大なホテルと広大なスキー場が現れて幾人かの乗降がありました。留寿都のスキー場です。 やがて雪が減って左手に洞爺湖が見え始めました。中島の可愛い姿が見えます。洞爺湖に来るのは10年ぶり。ここで1時間休憩になるので、前回も寄った望羊諦というレストランに向かいます。暖炉やストーブのある暖かい店内でまずは黒ビールで乾杯。私はハンバーグ、Bはカニグラタンを食しました。濃厚なお味です。北海道の暖かい感じ満点の店内も好印象です。 店を出て洞爺湖で記念撮影。12月の月曜ということもあってか、人っ子一人見当たりません。雪はそれほど積もっておらず、記憶に新しい噴火の被災の跡も見つかりませんでした。 再びバスに乗って、今度は登別温泉へ。途中昭和新山を通過。相変わらず荒々しい岩山が噴気を上げています。残念ながらここで降車は出来ず、1時間半の乗車ののち登別温泉に到着しました。再び1時間の休憩があるので、地獄谷を見物に行きます。みやげ物屋や大小の旅館の間を抜けて坂を登っていきます。途中にあるクマ牧場は今日は休業でしたが、以前訪れたときはサル山のようなところに熊がたくさん飼われていました。 地獄谷はさすがに観光名所。観光バスが何台か止っていて人がいます。数年来アジア諸国からのツアーも多いようです。遊歩道を歩いて最奥まで行ってみます。そこここから噴気や温泉がわいていて大地の鼓動が感じられます。時間が限られている上に食い疲れな我々は残念ながら大湯沼まではいけませんでした。だるい体で土産物屋を冷やかしたあと再びバスに乗り込んで、北海道の観光もおしまい。最終目的地新千歳空港へと向かいました。ちなみに登別温泉のあっけらかんとしたストリップ劇場の巨大看板には度肝を抜かれました。 真っ暗な中、もう帰らなくてはならないのだという暗い気分で空港到着。荷物を降ろした後夕飯はどうしようということで、JRで千歳に移動してうまいものでも探そう、という案もあったのですが、とてもそのような気力がわいてきそうもありません。飛行機の時間まで後4時間あったので、空港の土産物屋で酒とつまみを購入。ご当地の味に舌鼓を打ちながら、4Fの静かなベンチでマッタリとした時間を過ごしました。 そして食い倒れのしめはまたしてもラーメン。空港ターミナルの青竜という店でラーメンを食しました。酔っ払っていたので定かではないのですが、醤油ラーメン700円は、ずたぼろの胃袋で一気に食べることが出来たので、おそらくなかなかのお味だったのではないかと... 再び大満腹になったあとチェックインしに行くと、大雪の可能性があるため9時発の搭乗便は手続き中止中とのこと。その前の便に空きがあるのでそちらでどうだと勧められて、一本早い8:40発の便で帰京することに。先ほど空を見たときは全然雪の気配などなかったのですが、再び土産物屋を物色し搭乗口をくぐった頃には雪が積もり始めて、出発の頃には空港が一面真っ白になっていたのでした。 羽田空港混雑のため出発が規制されて、結局離陸は9時過ぎ。十勝ワインを開けて雪の北海道に別れを告げました。霞ヶ浦上空で再び20分ほど待機させられた後、ようやく東京に戻ることが出来ました。この日は空気が澄んでいて、夜景が印象的でした。蒲田行きのバスに乗って家に着いたのは24時過ぎ。今回は食い倒れに終始して、それはそれで大満足だったのですが、次は山も交えた旅にしたいなぁ、と思っております。 |
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●第19回 2003/01/09 北海道食い倒れ 2日目 さて2日目は石狩へ移動。ある意味今回食い倒れの目玉とも言える石狩鍋老舗の金大亭へと向かいます。乗り場が札幌バスターミナルではなかったので多少混乱するも、朝10時半に札幌発石狩行きの路線バスになんとか乗れて一路石狩へ。今日の天気は雪で、町の景色も一味違います。路線バスに乗ったことで急にローカル感も増してきました。石狩を訪れるのも今回初めて。そもそもフツーの観光客が行くような場所ではないようですし... 1時間の乗車で石狩川の河口、半島状になった石狩に到着。雪景色の漁村です。札幌よりも体感的に数段寒いです。東京からこんなところに来ると最果て感がいやおうにも増します。北海道の醍醐味です。バスの運転手に金大亭の場所を聞いてもわからず、地元のオバサンに尋ねて教えて貰えました。 金大亭は歴史を感じさせる料亭風の門構え。雪をかぶって風情があります。暖簾をくぐって個室に通して貰いました。寒い廊下と暖かい部屋とのギャップがすごいです。しばらくすると物静かなお上さんが料理を運んできてくれました。 ここは鮭尽くしが名物でめふんや寒引、白子焼きやルイベなど北海道ならではのものを食べることが出来ました。どの品も味付けは上品です。もちろんいくらや切り身の塩焼きも美味しかったです。山椒をきかせた石狩鍋がメインで、これは体があったまりました。昼から4000円のコースでおなかいっぱいです。石狩の金大亭、話の種に一度行ってみてもよいかと思います。 再びバスに乗って札幌へ。やはり都会は暖かいです。バスターミナルで明日の行動のためのバスをいろいろ物色。ホテルに戻って小休止ののち6時過ぎに夕飯のジンギスカンへと出かけました。いつもはすすきののだるまに出かけるのですが、今回はもうひとつの観光名所(?)さっぽろジンギスカン本店にお店を変えてみました。1Fがあばら屋のような廃業した(?)釣具屋で、入るのに一瞬ためらいます。しかし店内の雰囲気は明るくて安心できました。 肉質はだるまよりもやわらかい感じ。だるまの肉は筋っぽくて脂が多いのですが、こちらはどちらかと言うと淡白な感じでした。たれはだるまのはあましょっぱい感じ、こちらは漢方のような香辛料がきいている気がしました。唐辛子やにんにくを入れて食べたのち、たれをお茶でスープにして飲む作法は同じ。肉の値段も700円で一緒です。総合的にはさっぽろジンギスカンのほうが若いもの向け、だるまは年配向けのような気がします。 すっかり煙臭くなって店を出たのち、なんとなく飲み足りない我々は狸小路やオーロラタウンをさまよって飲める場所を探します。まだ決まっていない明日の計画も立てなくてはならないので本屋にも立ち寄って。結局ジャガイモ専門のイタ飯屋で私はワインを飲み、嫁さんは更にじゃがいものニョッキを食しました。ここで明日の計画を洞爺〜登別〜千歳空港の周遊コースに決定。余市でニッカウィスキー工場見学(要は飲みたい)という案も捨てがたかったのですが、やはり自然にも触れたいということで。 ホテルに戻ってBは更に1Fでケーキを購入。ものすごい食欲です。しばらくすると今度は酒が足りなくなって12時過ぎにホテルのバーへ。宿泊者専用のカクテル無料券を使おうとしたところ使えるのは別のバーだとのこと。机の上においておいて見えてたはずなのに〜、先に教えてくれ〜。3000円の痛烈な出費となりました。 そののちすっかりハイになった我々は腹いせに再びすすきのへ。しばれる夜空の下、1.5時間行列して欅のラーメンを食しました。並んでいたのは20人程度だったのですが、店員の手際の悪さにみな喧喧囂囂。震えながらようやく席について食べた味噌ラーメンは、まーそれだけの価値のある味で。これがそうじゃなかったら大爆発物でした。ホテルに戻ったのは夜中の3時。大満腹になって最終日に続きます... |
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●第18回 2002/01/05 北海道食い倒れ 1日目 半年ほどご無沙汰しておりましたまき道日記でございますが、年も改まりまじめに(?)更新していきたいと心を新たにしております。本年も宜しくお願い申し上げます。 さて、新年初の話題は数年ぶりに訪れた北海道の食い倒れのハナシ。昨年、プロフィールの目標にも挙げておいた北海道行きを12月に達成しましたので、その顛末とお勧めのお店のご紹介など致したいと思います。今回は1日目。 今回の北海道旅行はフリー2泊3日のプランで1名25800円でありました。ホテルは札幌グランドホテル。老舗です。同行者は嫁さんのB。結婚して1年半、山以外では初めての旅行となりました。 蒲田在住の強みで早朝6:40発のJAL便で札幌へ。大方はスキーのツアー客です。千歳空港の周辺は思ったより雪が少なく、今回はJRより安いバス便で札幌に移動。11時前にグランドホテルに着いて荷物を預けました。凍結した道を一路大丸へ。まずは味の三平で腹ごしらえです。 ここのラーメンは札幌に立ち寄った際は必ず食べています。行列したあとカウンターのみの店内で緊張しながら味噌ラーメン(850円)を食します。脂っこいスープと太い麺、玉ねぎとひき肉が絡み合ってコッテリ感バツグンです。ちなみにモノの本にはシウマイとご飯を頼むのがツウとありますが、わたしは一度食べてもういいや、と思ってます。それと鉄火麺を食べたあとには腹を壊しました(辛いから?)。蒲田にあったら多分行かない店ですが、ここに寄れば札幌に来たなぁという気がしてしまうので不思議です。 次は小樽へ移動。これは夜のお目当て、一心太助に寄るためです。すし屋横丁は観光客目当てのボッタクリ。本物はこちらです。サッポロクラシックを飲みながら函館本線で小樽に移動します。本日は南小樽で下車。4時の一心太助開店まで時間があるので、北の誉酒造酒泉館を見学。酒造の行程を見学しながら搾りたての酒や蒸し立ての酒米を食べることが出来ました。道中で飲むための2合壜も購入。うまそうだった酒粕は目前で地元のおじさんに全て買い占められてしまいました。 まだ時間があるので雪の積もる小樽市街を北一硝子方面へ移動。この付近は観光客が多いです。ガラス、オルゴール、海産物の店などあるけど無理に寄らず通過。いつも寄っているふうど館でみやげ物を調達します。そののち小樽バインに移動して小樽ワインで酔い酔いに。ちなみにここから少し下った位置に貿食という和洋折衷の定食屋があり、ここはお勧めです。海猫屋もいいですがちょっと割高。 さてお目当ての一心太助がようやく開店です。しめ鯖、ボタンエビ、ぶり大根、三平汁、いくら丼。とにかく絶品です。紀宮様もご来店のオドロキの店ですが、場所はわかりづらいです。すし屋横丁の横丁です。いくら丼だけ食べて帰るのはもったいない。しめ鯖は絶対お勧めです! すし屋横丁なら少し食べればすぐ3−5千円ですが、ここなら同じ予算で死ぬほど食べれます。 1日目がようやく終了。札幌グランドホテルに戻って就寝いたしました。二日目に続きます。 |